駐車場・コインパーキング経営の徹底ガイド 東京編

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駐車場・コインパーキング経営
徹底ガイド 東京編

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土地の面積

コインパーキングにはどれくらいのスペースが必要なの?

コインパーキングを始めるのに必要な土地の広さはクルマ2台分(15坪)と言われています。
精算機や看板などを設置するスペースも必要となるため、それらを含めると30m2(約9坪)以上の広さがあれば大丈夫です。
最近では場所を取らないロックレス方式などもあり、自宅駐車スペースをコインパーキングにするオーナーさんもいます。

コインパーキングのレイアウトを考えるときは、車室だけを考えていてはいけません。
駐車場の出入口は出入りしやすい幅になっているか、場内(車路)は十分な切り替えし等ができる広さがあるか等、敷地全体を有効に活用できているかがポイントになります。
出入口などは広いに越したことはありませんが、広すぎてしまうとデッドスペースが生まれ不正駐車を招いてしまう場合があります。レイアウトに悩んだ時は、コインパーキング運営会社に相談してみてください。
運営会社の中には駐車場設計を専門に担う、豊富な実績を持った一級建築士事務所を擁している会社もあります。
きっと貴方の土地にあったレイアウトを提案してくれるでしょう。

・参考例:50坪以上~100坪未満の土地の場合

50坪以上100坪未満の規模はコインパーキングとして最もポピュラーな規模といえるでしょう。
「一軒家が建っていた土地を更地にして駐車場にする」といった場合、このくらいの広さの土地であることが多いためです。
駐車場の収容台数の基準で計算すると7~14台ですが、精算機などの設備スペースも必要になることを考えると駐車台数5~10台ほどの駐車場となるでしょう。
ゲート式よりもフラップ版の方がスペースを節約できます。工期も短くて済みますし設置などの初期費用もそれほどかかりません。
フラップ版は撤去にも手間がかからないので将来売却することになっても撤去費用も期間もかからずスピーディな売却が可能です。

・参考例:100坪以上の土地の場合

駐車場の収容台数の基準で計算すると約14台ですが、1精算機や看板などの設置スペースも必要になりますので余裕をみて13台程度と考えた方がよいでしょう。
敷地面積が100~300坪くらいまでのコインパーキングではゲート式が管理しやすいでしょう。商業施設などはこの方式を採用していることが多くあります。
駐車台数が多い広い駐車場は、それだけ利用者がいるかどうかが重大なポイントになるでしょう。
オーナーさんの中には商業施設と提携することで安定した収益を得ている方も多くいます。

・狭小地・変形地でも成功できるのがコインパーキング経営!

コインパーキング経営ではアパート経営とは違い、建物での成功が難しいような土地でも成功できます!
一般的には、狭い土地にある駐車場というのは狭くて駐車しにくいという理由から避けられる傾向にあります。
しかし、2006年6月の道路交通法の改正によって駐車監視員の監視体制が浸透し、世間では不法駐車を許さない空気が広まっています。
こうした中、特に都市部や観光地を中心に駐車場不足が指摘され、駐車場の需要は高まっています。
商業エリアはもちろん、住宅地の狭小地であっても、場合によっては高収益を得られるコインパーキングになれる可能性があります。
コインパーキングは最低1台分のスペースがあれば経営することが可能です。
駅前や商業地域、観光地周辺、都市部などでは利用者が見込めます。
また、自動車に限らずバイク駐車場や自転車駐輪場にすることも可能です。
コインパーキング運営会社の中には狭小地・変形地を得意とする会社も多数ありますので、ぜひ相談してみてください。

コインパーキングにする土地には広さ以上に重要な条件がある!!それは・・・

コインパーキングの売上は、土地の大きさ・周辺環境・1台あたりの稼働率によって決まります。
土地の面積が大きくても、利用者がいないのでは売上にはつながりません。
コインパーキングを経営するうえで広さ以上に重要なのことは、
「コインパーキングに適した土地であるか」という点です。
コインパーキングはアパートやマンション以上に立地が何より重要になります。
駅チカの土地はもちろん、大きな商業施設やレジャー施設の近辺であること、
昨今では駐車スペースがない飲食店や病院、学習塾などの送迎が考えられる施設の近くも需要が高くなっています。

これから土地を購入してコインパーキング経営をしたいと考えている方へ

ここで何度か言っていますが、コインパーキングを経営する上で最も重要なことは「コインパーキングの需要がある」ことです。
需要の要因は一つではなく複数であればあるほど良い結果を生みますし、将来的にみても需要が見込まれるならば経営は安泰といえます。
以下に挙げる点を心にとめて土地探しをしてみてください。

〇人や車の往来があるエリアかどうか。駅はもちろん、病院や公的施設、駐車場がない美容室や飲食店、送迎が見込まれる学習塾など。駐車場がない集合住宅もねらい目です。

〇路上駐車が多い地域か。駐車監視員をよく見かける場合、迷惑駐車が多く駐車場の需要が高いエリアと考えられます。

〇車の出入りがスムーズにできる道路に面しているか。出入りに不安がある駐車場は利用者に選ばれません。

〇購入時の地価とコインパーキングの収入のバランスがとれるか?(初期費用の回収にどれほどかかるかを念頭に)

〇周辺環境にどんな変化が想定されるか(現在だけでなく将来に渡って人や車の往来があるか)

2020年春から始まったコロナ禍において、必ずしも駅チカであれば安泰とは言えない時代となりました。
電車は近い将来、人口減少も相まって利用者は減ることになるでしょう。
郊外であっても商業施設や病院など人が集まるエリアの駐車場需要は今後も高まるはずです。
購入しようとしている土地が現在だけでなく将来性もあるかどうかしっかり調査して購入してください。
コインパーキング運営会社の中には不動産会社のグループ会社である会社も多くあります。
土地購入の相談から請け負っている場合もありますので、ぜひ相談してみてください。

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