駐車場・コインパーキング経営の徹底ガイド 東京編

駐車場・コインパーキング経営の徹底ガイド東京編のロゴ

駐車場・コインパーキング経営
徹底ガイド 東京編

あなたの土地を有効活用する為の必須情報

HOME > 運用費用
h1のピクトグラム1

運用費用

コインパーキングのランニングコストはどれくらい?どんなものがあるの?

コインパーキングを日々運営していく中で、どんな費用が掛かってくるのでしょうか?
コインパーキング運用会社と契約し、管理・運営を任せている場合、運用・管理にかかる費用は毎月の運営費・手数料に含まれますので、オーナーの負担が発生することはありません。
ここではコインパーキングを自己経営した場合に考えておかねばならないランニングコスト(運営費用)についてご説明します。

大きく分けて以下の費用が考えられます。

・清掃・巡回・警備

コインパーキング内を清掃して清潔な環境を保ち、巡回によって事故・トラブルの発生を未然に防ぎます。
清掃はコインパーキング利用者に快適に利用してもらいリピーターとなってもらうためには必要不可欠であり、また、コインパーキングの近隣との良好な関係を保つためにも重要なファクターとなります。
コインパーキング常駐者を雇用する場合、専門の会社に委託する場合など、選択する方法によってかかる費用は大きく違ってきます。
いずれの方法を選択するにしても、人的労働であることに代わりはありませんから、相応のコストになってしまいます。
また、将来的な労働人口の減少に伴い、今後も費用の上昇は避けられないでしょう。
オーナー自らが行えば費用は発生しませんが、それだけの労力を要するということは念頭に置いてください。

・機器保守

コインパーキング経営のためには特有の機器が必要になります。採用するシステムによって違いはありますが、主にゲート・ロック板・監視防犯カメラ・照明・精算機などです。
機器の故障によって利用者に不便が生じないように定期的な保守が必要です。
修理困難な故障が発生した場合や老朽化した場合、機器のスペックが時代にそぐわなくなってしまった場合は、買い替えも必要になってきます。
長期的な資金計画を立てるようにし、資金繰りに苦しむ事態を招くことのないようにしましょう。

・機器の定期点検

機器の定期点検により、故障・停止などのトラブルを防ぎます。一般的には機器の購入先に依頼します。金額は購入時の保証内容によりますので、購入の際は注意が必要です。

・機械のメンテナンス費(故障時だけでなく定期的なメンテナンスが必要)

機器の保守・定期点検を行った上で、必要な場合は修理をします。修理作業の内容次第ではコインパーキングの一時休業や代替機器の手配も必要になります。
その場合は単なる出費だけではなく収入の低下も覚悟しなければいけません。点検同様、購入時の保証内容によりコストは違ってきます。
年間だけではなく、数年を視野に入れた収支計画を立ててメンテナンス費を確保していく必要があるでしょう。

・電気代(精算機や照明などの設備にかかる)

①照明代

コインパーキングを運営する際の電気代で最も高額なのはサーチライト(水銀灯)代です。
一般的に10台程度の駐車規模のコインパーキングであれば300Wのサーチライトが1灯必要です。
収容台数がこれより多かったり、敷地が広かったりする場合は追加が必要になります。
地形や車室の配置を考慮してさらなる追加が必要な場合もあります。
最近では節電対策としてLED照明を導入しているコインパーキングもあります。
LDE証明より蛍光灯の方が価格は安いですが、長期的視野に立った使用期間・時間当たりの電気代を考慮すればLED照明の採用がおすすめです。
さらに、LED照明は虫が集まりにくいという特徴もありますので、利用者にとっても快適な選択です。
この他、調光機能システム付きの機器を採用して人や車の出入り時のみ明るくする方法もあります。

②コインパーキング機材にかかる電気代

精算機やフラップ版、ゲートなどのコインパーキング特有の機材にかかる電気代を考慮しなければなりません。
ロックレス式(フラップレス式)の場合はフラップ版の電気代はありませんが、入庫車を把握するための3メガピクセルカメラやインターネット環境にかかる電気代が必要になります。
監視用の防犯カメラにも電気代がかかります。

③料金看板・案内看板

料金看板や場内の各種案内看板にも電灯は必要です。立地によってはより多くの看板を必要とする場合もあるでしょう。

電気代に関してはコインパーキングの所在地電力会社との契約内容によって差がありますので、
選択可能な電力会社を十分に調べ、利点の多い電力会社と契約すると良いでしょう。

・消耗品 精算時に利用者に渡すレシート(領収書)の紙代

精算機から利用者に渡す用のレシート(領収証)の紙代です。
大きなものではありませんが必要な費用です。

・保険料(動産総合保険、施設管理者賠償保険、その他)

これ以外にも、利用者からの電話などでの問い合わせ対応などを外部に委託する場合は費用が発生しますし、固定資産税、都市計画税などもかかってきます。
また、事故や災害などが起きた場合には想定以上のコストが発生する場合もあります。
その点も考慮するならば、コインパーキング運営会社に管理を任せたほうがメリットが大きいでしょう。
ランニングコストに関しても運営会社によって違いがありますので、多数の会社から見積もりを取ってみたほうが良いでしょう。

コインパーキングのランニングコストを気にしなくてよくなるには

自己経営の場合、以上のような運用費用を回収し、利益が上げられるように経営しなければ赤字となってしまいます。
安定した収入を望むのであれば、業者委託した方が初期費用や運用費用もかかりませんし、一括借り上げ方式の場合なら運用費用はすべてコインパーキング運営会社の負担となります。
コインパーキング運営中の維持管理費用から契約終了時の撤退作業・土地返却まで、基本的にオーナーの負担はありません。
ですがまれに運営会社との契約内容によってはオーナーが負担する場合がありますので、十分に確認してください。

メリットは費用だけではありません。
日々の清掃や警備、利用者とのトラブルが発生した場合の対応など、すべての運用を任せることができオーナーの時間的、労力的な負担もありません。
安定・安心を望むのであればコインパーキング運営会社に頼ると良いでしょう。

5選のバナー